下げ相場到来?

S&P 500 指数ぐらいしか長中期トレンドを確認しないのだけど、久々に日経平均の中期トレンドを見たら三尊天井となり下げ相場が始まっていたようだ。やべ、気がつかなかった。米ドル建てのS&P 500 と円建ての日経平均における為替レートによるマジックか?

そもそも米ドルが減価しているなかで、価値の基準として米ドル建てで株価指数を計って良いのだろうか?というわけで年初来の対米ドルの各為替レート(と原油と金)、そして対各通貨建ての株価指数の年初来の騰落率を書いてみた。なお、原油建てと金建ては余興である。

 

[最近の日経平均株価]
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[対米ドルの為替レート]
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[各通貨建てのMSCI All Country World Index ← 世界全体の株価指数]
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[各通貨建てのMSCI World Index ← 先進国全体の株価指数]
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[各通貨建てのMSCI Emerging Markets Index ← 新興国全体の株価指数]
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世界全体で言えば上げ相場とも下げ相場とも良くわからない。先進国だけ見れば下げ相場開始で、新興国はバブってる感じ。バブってる新興国が世界全体の株価を支えているようだ。

これはひょっとして、今後は先進国株価がジリ貧で下がり続ける途中で、新興国のバブルが弾けて2番底突入なのですかね。

金バブル

米雇用統計の失業率10.2%を受けて金価格が1100ドルをタッチしました。やっぱり金はバブってるんですかね。
NY金、 終値6.4ドル高 一時過去最高値の1101.9ドル

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[金直物 月足, 1997-09~2009-11]

 

というような金バブルを指をくわえてみている今日この頃、こんなセミナーを見つけてきた。空売りの準備でもしておきますかね。

主催:田中貴金属工業、協力:ワールド ゴールド カウンシルで行なう、金の啓蒙や普及を目的としたイベント週間として、今年もTOKYO GOLD WEEK が開催された。銀座を中心に様々なイベントが催される中、10月24日に、金の話題を中心に経済や今後の動向などをわかりやすく解説する「TOKYO  GOLD SESSION」が東京国際フォーラムで開催された。

TOKYO GOLD SESSION 広く解りやすい情報が得られる金投資のセミナー

以下セミナーの様子。

YouTube – モーニングスター:「草食系投資家のための金講座」

続き(おまけのようなもの)

米雇用統計スキャルピング 敗戦の弁

昨日22:30の米雇用統計でS&P 500 指数(株価指数CFD)でスキャルピングをしましたよ。失敗して損失を出しましたよと。

米雇用統計は予想よりも悪く、セオリーでは株価指数と原油が下落するはずだった。しかし、指標発表直前の22:29に急激な上昇があったのでつられて買いを入れてしまった。そして雇用統計の発表の後に急激な下落に見舞れることになる。今までの利が乗っていたポジションを吐き出しても損失を出してしまった。

指標発表前後に逆方向に進むことがあるんだね。調べて見たらダウも原油も同じように動いていた。ということはチャートが動き出したらすぐに出動するのではなくて、一旦は見送って動きが逆転して値を戻すのを待ったほうが良いということか。場合によっては指標一回分チャンスを見逃すことにもなりそうだな。

ちなみに金は為替の影響もあってよくわからない動きになった。金先物でスキャルピングするのは止めておく方がよさそうだな。

 

[S&P 500 1分足]

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[ダウ平均株価 1分足]

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[WTI原油先物 1分足]

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[NY金先物 1分足]

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S&P 500 押し目買いのチャンスか?

S&P 500 の下落が上昇に転換した模様。押し目買いのチャンス到来か?

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追記 2009-11-06

数日後。

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利益が乗ってきた。三角マークは買いを入れたタイミング。どんどん買い増ししていきますよ。

そして今日 11月6日 22:30 はアメリカの雇用統計の発表ですね。これも取りに行きますよ。

ヘッジファンド以外を解約し、殆どキャッシュポジションに

事情があって、ディフェンシブな運用をすることになった。という訳で思い切ってヘッジファンド以外はキャッシュに変えた。

以前のポートフォリオ

今は短期的な利を取るべく、S&P 500と原油先物を押し目買いするタイミングを待っている状態です。

# その後、キャッシュを国内債券型の投信にした。

1ドル90円をなかなか割らないね

急激なドル安(それとちょっとした円高)、1ドル90円をなかなか割らないね。90円でロングのストップロスや為替ヘッジが発動し始めるのではと、90円01銭でドル円ショートの注文を出しておいた。

っていうか、これ以上ドル安になっては保有しているドル資産が痛いわけですよ。という訳で90円01銭を境に為替ヘッジをします。

ポートフォリオ変更。銀ETFは止めた

ポートフォリオをまた変更します。

新しく東証に上場した銀ETFを買おうとしたけど止めた。証券会社の普通の口座では買えないようだ。普通じゃない口座では買えるが、口座維持費を年間3000円かかることが判った。銀ETFのウェイトはポートフォリオ内で2.5%でしかなく、年間3000円の口座維持費を払うのは割が合わない。という訳で、銀を持つのは辞めます。

また、ヘッジファンドのウェイトを30%に下げます。

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銀行から株を買えと言われた

主に取引している銀行から「株を買え」という営業電話が来た。期間内に株取引をすると3000円のキャッシュバックをするキャンペーンのご案内だそうだ。つまり「金をやるから株を買え」ということだ。その銀行経由で株取引ができることは以前から知っていたが、電話攻勢を掛けてくるとはね(ちょっと鬱陶しかった)。という訳で、私はその銀行を株屋に認定した。

なお、銀行の証券口座では取引手数料が高いし、すでに複数の証券会社に口座をもっている(信用取引の口座もある)。なのであえて銀行で株取引はしない。

ところで銀行で株や投資信託の取引ができるようになったということは、証券会社のリテール部門と何が違うのだろう?リテール専門の証券会社は銀行と一緒になった方が顧客に接する機会が増えていいかもね。