自民・赤枝恒雄議員のキャバクラ発言。中学までの義務教育だけでは不十分でしょうに。

自民・赤枝恒雄議員「進学しても女の子はキャバクラに行く」と発言
赤枝氏「女の子はキャバクラへ」発言、会合での主な内容:朝日新聞デジタル

これは高等教育の会合ではなく貧困問題の会合ですよね。

赤枝議員は六本木で産婦人科医として女性やLGBTの問題に取り組んでいる方です。AV女優などの相談事にも対応していたようですね。「キャバクラうんぬん」は彼の経験した上でのファクトなのでしょう。
そして大学など高等教育以外でも、義務教育だけでも貧困にはならないような社会はありえるというのが彼の政治家としての信念なのでしょう。そういう話をすでに大学に進学してしまった人たちにするのはズレているとは思います。安倍さんに言ってください。
そして、赤枝議員と奨学金問題とはズレがあるためなのか、批判者も批判そのものがずれている。全文を確認しないで感情的にしか反応できない批判者もカッコ悪い。

赤枝発言を確認した上でさて。中学までの義務教育で社会に出て貧困に陥らないかというと、現代の産業構造ではそれは不十分でしょう。実務の上で高校レベルの社会科学や自然科学の知識がなければ大きなハンデとなります。

ところでバイアスというかなんというか。もし仮に、女性で若くて産婦人科医の野党の国家議員が「キャバクラうんぬん」、「大学に行かなければ貧困となる社会はおかしい」と発言したら別の記事になっていたことでしょう。安倍が悪いとか。