最貧国の子供を一時的に助けても,その後成長するのは難しいよね.という話から.
あなたのほんの小さな善意が命を救います。
年間約700万人の子供の命がほんの十数円で救えます。
そして、めでたし、めでたし、その子は幸せに暮らしました。
・・・というのは、もしかしたらさくらちゃんの場合より難しいかも。
だって、その700万人が成長したら人口大爆発にさらに勢いをつけ、
深刻な水や食糧や医薬品不足や、その他もろもろの不足が来る。
産業もない。農地もない。インフラなど何もない。
そのとき一時的に薬を与えることができても、恒久的に使えるインフラが
整備されていなければ、また汚染された環境に戻る。もちろん、大きくなったら労働の担い手になり、国を支えるだろうけど。
でも成長するだけのことが、最貧国では非常に難しい。
はっきりとは書いていないけど,こういうことモワモワっと考えてるんじゃないかな.
例えばアフリカって,生態系が崩れるほど人口爆発しているってイメージあるよね.燃料の為に木を伐採し続けてハゲ山だらけにしていたり.環境面だけではなく,その国の社会資本や経済力の面からも同じようなことが言えそう.人口が減ればその分医療や教育を集中させられるし,環境への負荷も減らせる.
でもこの方法,科学的かもしれないけど政治的には取れないな.似たような例として中国は一人っ子政策をやった.家族計画の国家バージョン.これは「生まないでください」だけど,今度のは「見殺しにする」だからね.コンドーム配ることぐらいまでしか踏み込めないよ.
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