複雑な状況下ではシンプルな方法を選ぶ – 8/14首都圏での停電のケース

複雑な状況下においてはシンプルな方法を選ぶものだが、いざという時に実行するのは難しい。

8/14の首都圏の停電時に通勤ルートストップし別ルートでの通勤を試みた結果、逆に時間がかかってしまった人が続出。別ルートでアプローチを試みた100人にアンケートしました。
人力検索はてな – 8/14の首都圏の停電時に通勤ルートがストップし、別ルートでの通勤を試みた人に質問です。別ルートで通勤した結果、より早く職場にたどり着けましたか?

  • 早く職場にたどり着けた: 13人
  • 普段のルートの復旧を待つのとたいして変わらなかった: 63人
  • 普段のルートの復旧を待ったほうが早かった: 24人

今回の停電で多くのインフラが影響を受け、その影響が複雑にインフラ同士に作用している中では、シンプルな選択が望ましい。東京では、普段の通勤ルートは公共交通機関で乗り換えの少ないシンプルなルートを選んでいる人がほとんどだろう。普段の通勤ルートの復旧を待つのがベターだった。

電車であれば停電が復旧しさえすれば、管理主体である鉄道会社1社のみで運行ができた。運行システムの再起動から安全確認まで組織がマニュアル通りに粛々とこなす。別の通勤ルートの運行情報が入手できない中で電車がストップして足止め喰らっていた私としては、そのまま駅の改札口で運行の再開を待っているのがシンプルでベターだった。実際のところ、電源が復旧してから電車に乗れるまで50分間ですんだ。

駅のアナウンスで「別の路線は運行している」との情報を真に受けて迂回するような路線でアプローチするも、「行って見たら運行をストップしていて結局戻ってきました」というケースもあった。
バスに乗り換えるも、バス乗り場で行列作っていたり、道が混んでいたり、信号が停止していたり。
タクシーに乗っても運転手は混んでいる道路は何ともできないし、そもそも混雑を作り出している原因である。せいぜい「いやぁ、混んでますねぇ」と言われるだけ。

職場について「あの時にあの手段をとっていれば」と言う人もいたが、それは後出しジャンケンである。その時にその情報を持っていなかったのだから。

ただし誰か一人でもより早く職場にたどり着かねばならない場合は、複数の人が意図的に別々の通勤ルートでアプローチするのは有りだ。社会インフラに対して総当り攻撃をするのだ。

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