先週末から買い出動しているトレード『世界同時株安というわけで買い出動開始!(産油国多め)』での、証拠金率の求め方を記録しておく。今回トレードする以下の図3銘柄を取り上げて記述する。
トレードする銘柄は150~170週の間でレンジ相場を形成している。そのレンジ相場に合わせてボリンジャーバンドを描画する。ボリンジャーバンドは損切りの価格を決定するために使用するので、計算は週足の終値ではなく安値を基準にする。

[ NIKKEI 225 ] ( クリックで画像拡大 )

[ iShares MSCI Emerging Markets Index (EEM) ] ( クリックで画像拡大 )

[ S&P/ASX 200 ] ( クリックで画像拡大 )
ボリンジャーバンドからの情報を以下にまとめる。
週足安値ベースのボリンジャーバーンド |
|
レンジ
期間[週] |
安値ベースの
移動平均 |
現在値 |
-2sigma |
-4sigma |
NIKKEI 225 |
169 |
9436 |
8540 |
8005 |
6574 |
iShares MSCI Emerging
Markets Index (EEM) |
151 |
41.10 |
37.92 |
33.45 |
25.80 |
S&P/ASX 200 |
151 |
4442 |
4065 |
3897 |
3353 |
証拠金維持率を10%とすると、損切り値まで耐えられる証拠金率は下式となる。金利や配当は考慮していない。価格の変動の大きさを考えたら、あまり気にしなくて良いだろう。

損切り値をボリンジャーバンドにおける-2sigmaと-4sigmaにおくと必要となる証拠金率は以下となる。
証拠金率 |
|
-2sigma |
-4sigma |
NIKKEI 225 |
15.6% |
30.7% |
iShares MSCI Emerging Markets Index (EEM) |
20.6% |
38.8% |
S&P/ASX 200 |
13.7% |
25.8% |
なお、証拠金が円ベースなのに対して投資する銘柄は外貨ベースである。私はボリンジャーバンド自体がざっくりとした指標なので、為替リスクもあまり気にしていない。