大学教育と即戦力の話。
大卒・院卒の新人が即戦力になるケースって、専門分野を発揮できる環境が整っているって企業にしかないと思っていたけれど。Googleなんかそういうイメージがある。比較的アカデミックな業務しか当てはまらないのではないかな?
それ以外の即戦力足りうるケースというと、コールセンターとか駅前でモデム配るぐらいしかないだろう。個人として発展のない仕事だなぁ。
それでも即戦力な人を募集する企業はこのぐらい人材像をはっきり示して欲しい。これは中途採用向けだけど。
つらつらと書いていきます。
こちらはサブブログ。メインはこちら チャンネル東川
大学教育と即戦力の話。
大卒・院卒の新人が即戦力になるケースって、専門分野を発揮できる環境が整っているって企業にしかないと思っていたけれど。Googleなんかそういうイメージがある。比較的アカデミックな業務しか当てはまらないのではないかな?
それ以外の即戦力足りうるケースというと、コールセンターとか駅前でモデム配るぐらいしかないだろう。個人として発展のない仕事だなぁ。
それでも即戦力な人を募集する企業はこのぐらい人材像をはっきり示して欲しい。これは中途採用向けだけど。
サンデージャポンでライブドアショックを取り上げていた中で気になった言葉。
ホリエモンみたになりたいになりたいという風潮があった。こつこつ汗水たらしてお金を稼ぐのではなく、PCの前に一日座って自然にお金が入ってくるようなことに憧れてしまう若者いた。この事件で彼らが軌道修正される。地に足を着けることを見直す。
2006-01-29 サンデージャポン 高田万由子の発言 (さっき見た番組の内容を思い出しながらの引用なので、細かい箇所で表現は違う)
こつこつ汗水たらしてお金を稼いでいられるのは、ホリエモンのようなヒコーキ野郎(チャレンジャーの一種)が出現し続けるからだ。それがないと社会全体の成長が望めない。手法の是非はともかくとして、若い人をヒコーキ野郎に仕立て上げるような雰囲気は必要。こつこつな人はいくらでもいるんだから。
Reference:
# だったらお前がやれ的なことを言われそうだ。
ホリエモンこと堀江貴文氏の逮捕を受けて、妖精現実からこの一文を思い出した。
ヒコーキ野郎たち
航空の草創期、ヒコーキに対する法律がまだちゃんと決まっていなかったので、どこかヨーロッパの片隅の田舎の国では「複葉機に乗って空を飛んだ」という間抜けな理由で逮捕されたヒコーキ野郎がいたかもしれない。空を飛ぶ行為の実行と動機が総合的に悪いのだ、などと変な理屈をこねられて。
そのヒコーキ野郎をめぐって、船舶や馬車に関する法律の条文をあれこれ引き合いに出して、やれスピード違反だ、交通法規違反だ、あーでもない、こーでもないと議論する法律家もいたかもしれない。(馬車産業の保護のためとか)
あるいは、大けがをしたり、死んだりして、「身から出たサビだ。空を飛ぶなど不条理なくわだてを」とあざ笑われたやつもいるだろう。
あるいはまた、夜に空を飛んだという理由で、「安全なんとか違反」で捕まったやつも、いるかもしれない。実際、夜間飛行で死んだやつもいるだろう。最初にやるやつは、少しばかで、無謀で、自分の直感だけを信じている。人はそれを批判して「そんなばかなことはぜす、こういう風にやればもっと安全だったのに」「こうするべきだった」「こうするべきでなかった」としたり顔で、ぞろぞろついてくる。「ばかだな、あんな大きな石につまずいて」先頭の者がやぶを開いたらから丸見えになった足下の石を指して笑う。でも、誰かが最初にやらなければならない。
歴史にはそういう面があると思う。
この文章はWinny開発者の金子勇氏の逮捕を受けて書かれたもの。次に続くホリエモン的企業家は今回の事件を教訓にして欲しい。有罪・無罪どちらに転ぶかに関わらず。
そもそも今回の事件の内容からして、堀江氏もしくはライブドアが法を犯してまで行う必要があったのだろうか?
Reference:
# 妖精現実のコンテンツは著作権、著作者人格権を放棄しているので、全文転載という形に近い引用とした。妖精現実について
# そういえば金子氏はどうしているのだろう?私も支援したし、気になる。
中国の大連にライブドアグループのコールセンターがある。日本人を「中国語が学べるインターンシップ制度」で集めて、低賃金のオペレータをさせている。
時給は20元(約288円)。大連の大卒初任給の2倍にあたる。同社は当初、日本語のできる中国人の採用を検討したが、片言では顧客が満足しない。低賃金の日本人を連れてくることでコストを40パーセント削減できた。海外で日本の最低賃金法は適用されない。
中略
「確かな生活を捨ててきた。でも行けば何か変わると思った」。契約は1年ごとの更新で最長5年。契約期間の途中で辞めると、日本からの渡航費やビザの取得経費を返さなければならない。五十嵐さんはもう1年いて中国語をマスターしたいが、どこまで上達できるか不安も感じる。将来の仕事はまだ考えられない。グループの社員になれるのはほんの一握りだ。
搾取という言葉が過ぎったりもする。しかし、(日本に帰ることを前提にしたら)中国語が覚えられるだけモラトリアムな環境としては悪くないのでは?例えば日本でバイト生活しているよりは、(現地の物価を考慮して)ゆとりのある生活ができるし、中国語という強みが出来るだけでも有利とも取れる。
それにしても、「海外に行ば違う未来が・・・」という淡い期待を抱かせる商売だなぁ。
囲い込みのために契約期間を過ぎないうちに止めるならば、渡航費とビザ取得費を返上させるとはね。時給288円の人にとって渡航費を払えるものなのだろうか?もしくは払う気になれるのだろうか?
# 以前から書こうと思っていた。ライブドアショックを機に思い出したように書いてみた。
サブマリン商標:
歴史上のある地点でほぼ他の誰にも知られることなくとられた商標が、その後広く使われはじめ、十分に普及した時点で「実は商標を取っていた」ことをカミングアウトし、ライセンス管理をし始めるやり方。
例としてトド・プレスのLOHASなどがあげられる。
LOHASが商標取られていたとは知らなかったよ。新しい流行語は商標取られていると思っていたほうがいいのかも。
Refarence:
#はてなダイアリー – サブマリン特許とは から転用。誰かキーワードに登録してください。私、市民じゃないので登録できないんです。
#2006-01-09 id:otune氏にキーワードを登録していただいた。はてなダイアリー – サブマリン商標とは
MDの売り上げが減少したというニュース。
Yahoo!ニュース – 共同通信 – ミニディスクの需要25%減 iPodに市場奪われる
1992年にソニーが発表して以来、容量を増やしたりストレージメディアとして使えるように仕様を拡張していった。しかし、HDDやフラッシュメモリには叶わなかった。
MDの開発を進めていた陣営って、HDDやフラッシュメモリと本気で競争するつもりがあったのか?無謀な挑戦をしてきたとしか思えない。より多用途に利用できるHDD・フラッシュメモリの陣営の方が開発資源は大きい(競争が激しいからね)と判りきっていただろうに。
そもそもムーアの法則をバックにしているフラッシュメモリと競争すること事態、無理があったのでは?
それともこういう事になるのが予測していたので、タイミングを見計らって、MDから手を引きつつあるとか?
Reference:
徳保隆夫氏のエントリー「イチゴ狩りを通して子どもに何を教えるか」で命教育ネタを読んで、私の場合を。
私が父からイチゴ狩りを通して教わったこと。
家族でイチゴ狩りをしている最中のエピソードでした。近くにいた数家族もこの会話を聞いていたようで、シロップを付けなくなりました。
物事には裏があるという実践的な教育です(これを教えるためにイチゴ狩りに言ったとは思っていませんが)。イチゴ畑という幸せ一杯な空間にこのような裏事情があるとは、思ってもいませんでした。小学生だったので当然ですが。
ネタ元のエントリーはマジメな内容なのですが。20年前のプライスレスな思い出がよみがえってきたのでエントリーしました。
#こんなことばかり教わって育ってきたわけではありません。
#2005-11-07 FPNに投稿しました。FPN-ニュースコミュニティ- イチゴ狩りの裏事情 – シロップを付けて食べてはいけない
宮本武蔵との試合(真剣勝負の殺し合い)を控えた吉岡伝七郎へ、兄の吉岡清十郎から
吉岡家に生まれ育ったお前と
山から下りてきたばかりの獣同然だった武蔵
まだ磨かれていない部分が多く残されているのはどっちだ?
「剣術の英才教育を受けてきた吉岡伝七郎と、自己流でサバイバーな修行をしてきた宮本武蔵、その後の成長が大きいのは宮本武蔵ですね」という話。
競争相手が現れたとき、その時点での相手の実力も重要だが、その後の成長性も考えなければ。相手の成長性がとても大きいと判断した場合は、出来るだけ早く成長の芽を摘んでしまわないと。
巨大企業が新興企業を潰す様をメディアは批判的に報道しがちだが、巨大企業側に立ってみれば当然の行為。
Reference:
家庭教師のトライが家庭教師の人気投票をしています。T-1グランプリ ─ きみが選ぶインターネット家庭教師
才色兼備の先生達がノミネートされています。っす、すばらしい。ミス東大が2人。その他にもミスキャンパスに近い人が多そう。
特にこの写真がイイ。
昨夜、酒井姉妹は… – 酒井真弓先生の日記
いやはや、こんな職員室があったら、いりびたってしまいそうです(*>∀<*)♪
いやはやまったくです。
俺的には、上のエントリーの酒井真弓先生に一票です。8/6付けのランキングでも酒井真弓先生がトップとなっております。
酒井真弓先生の日記
シリコンバレーでコンサルティング会社を経営している梅田氏が、はてなの取締役に就任したとのこと。
この方からは大学時代、著書『シリコンバレーは私をどう変えたか―起業の聖地での知的格闘記』を通じて刺激を受けた。
就職活動で新興企業に狙いを定めて活動していた。私にそうさせた一冊だった。
My Life Between Silicon Valley and Japan – はてなの取締役により
僕はこれまで20年近くIT産業の経営ばかりに関わってきた。無数のプロジェクト、無数のベンチャーと仕事をする中で、あるときから「確実でも想像できそうなもの」には面白みを感じなくなり、ある個性の「想像できなさ加減」に強く惹かれるようになった。近藤とはてなにはそれがある。そう確信したことが、僕がはてなに参画した最大の理由である。
4/20のアルファブロガー座談会に参加できたら色々聞いてみよう。ブログがらみという制約条件がつくけど。